建設業で働く現場監督は大変です。仕事内容も現場や書類の両方を管理しなければいけません。特に真面目な方ほど、あれもこれも、やらなければいけないと考えてしまいがちです。
かといって、やらなければいけないことを溜め込んで、後回しにしても、結局最後はやらなければいけません。
このページは、「建設業は、きつい・大変・休みがない」と、ついグチばかり言って、暗い気持ちになっている方へ
周りや人のせいにしても、何も解決しないので
少しでも前向きになり、残業時間を減らす努力をしよう!と積極的に考えられるようになれば・・・
と思い、書いています。
現場での仕事も覚え、やっと1人でも現場ができるようになったが、どうしても残業しないと一日のノルマ(内業)が達成できない、30代の現場監督の参考になれば、幸いです。
残業時間を減らすコツは朝「今日は早く帰るぞ」と決めること
決めたら早く帰れるように行動しましょう。
朝から現場での行動の仕方を考えてみます。
朝、仕事が始まる8時から、何をするか決まている(後述)ことを淡々とこなす。
午前中は、自分が予想したように、現場が進んでいるか確認し、新たに現場でやってほしいことを伝える。また、電話連絡することは、午前中に済ませる。
昼休みは、しっかり休む。少し昼寝するのもいいですね。
そのために、予定外こと(トラブル・ハプニング)が起きないよう、午前中に考えられる対応・対策をする。また、電話の着信がないようにするためにも、自分からもかけない。
午後は、明日の予定を考えながら、現場管理をする。明日の作業予定は、15時までに決めて、みんなに周知する。
空いた時間を作り、できること(写真整理・安全書類・管理書類など)をする。
尚、16時以降は、新しいこと(予定外の仕事・予定変更の電話連絡など)をしない。
16時から17時の1時間で、明日の朝からの作業を想像し、頭の中で、シュミレーションをしてみて下さい。~問題点があれば、困ったなぁ~で終わらず、解決策まで考えて、答えを出して下さい。
ここまでくれば、あとはやることだけやって、帰るだけです。
夕方17時以降は、今日やらなければいけないことだけをする。~今日必要なことや、明日の8時までに必要な書類など
夕方17時以降に、最短で仕事を終わらせるコツ
作成する書類があるなら、集中しましょう。
- 17時以降に電話をかけず、相手からも連絡がこないよう、昼間にしっかり打ち合わせをしておく。
- 明日必要な道具・資材など(書類以外)は、17時までに揃えておくか、手配する。
- 昼間に現場をしっかり見て、手直しや追加の作業があれば、15時までに作業員等、関係者に指示を出す。(相手も一生懸命働いているので、時間的な余裕を持たせて下さい)
- 日中、なるべく書類を作成する時間を(30分でも)自分で作る。
それでも現場は予定どおりにいかないことが、多々あります。でも、「今日は早く帰るぞ!」と自分で決めないと、なかなか帰れません。
理想は、17時以降に、明日の朝までにやらなければいけないことをゼロにすることです。そのための1番近道は、1日前倒しすることです。
つまり、毎日、夕方の残業時間に、「明日の朝までにやらなければいけないこと(管理書類)はないけど、あさってには必要だから、30分ほど書類でもつくるか」と・・・・
めざせ、今日は、残業ゼロの日
せめて、毎日の残業時間は1時間にしよう!
建設業の現場監督の仕事内容は、
- 現場管理
- 施工管理(工程・出来形・品質・写真・安全)
- 原価管理(材料・労務・経費)
- 連絡調整
考えれば、ぞっとするくらいすることがあります。
だから、なるべく他の人にも手伝ってもらうことも大切です。
ある程度の要領のよさも必要です。時間を有効に使うのも大切ですが、人も上手に使うことも、残業時間を減らすために必要です。
夕方17時以降の残務・内業時間を少しでも減らしたい。翌日の朝から、バタバタせず現場管理をしたい。
そのためにはどうしたらよいか、考えてみました。
以上です。
-参考ー↓
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