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ユニック車のアウトリガーの張り出し不足による転倒災害事例

このページは

移動式クレーンの荷台から鉄骨を降ろす作業中、被災者が荷台から滑り落ちてきた鉄骨と近くにあった鉄骨の間にはさまれ死亡した

引用元⇒職場の安全サイト:労働災害事例№101614

という災害事例をpdfでダウンロードするためのページです。

職場のあんぜんサイトでは、車両積載形トラッククレーン(吊上げ荷重3t未満)以下を【移動式クレーン】としていますが、通常私はユニックと呼びますので、【ユニック車】としています。

・工事の種類(工種)は、特定の工種ではなく、全般
・どんな作業(作業内容)は、荷下ろし
・使用機械・工具・材料は、ユニック車

これより下で、上記災害事例の対策(建設業土木現場監督のコメント含む)と、pdfでのダウンロード先をご紹介します。~ノートパソコンに保存して印刷してご活用ください

すぐダウンロードするなら|2|をクリック

ユニック車使用時の対策

1.アウトリガーを有する移動式クレーンを用いて作業を行うときは、原則として最大までアウトリガーを張り出してからクレーン作業を行うこと

2.アウトリガーを最大まで張り出しているかどうか、指差呼称等により確認し、確実に行うこと

3.移動式クレーンを使用して作業を行うときは、荷の質量及び定格荷重を確認し、定格荷重を超える荷重をかける作業を行わないこと

4.移動式クレーンの作業計画を作成し、現場入場者に対して周知すること

5.作業開始前に当日の作業に関する打ち合わせやクレーン作業における合図の決定、KY活動やリスクアセスメントなど必要な安全活動を行うこと

引用元⇒職場の安全サイト:労働災害事例NO.101614

建設業の現役土木現場監督が考える災害防止対策

  • ユニック車での作業では必ずアウトリガーを最大に張り出す。
  • 荷下ろし場所の背面のアウトリガーの張り出し幅を調整しない。
  • アウトリガーの接地面が堅固でない場合、鉄板(枕木)を敷く。
  • 吊荷の旋回時に架空線等で上空高さが制約されないか確認する。
  • 作業半径・吊荷の移動範囲が最小となる位置にユニック車を駐車する。
  • 吊荷が片荷にならない様に、水平になる様地切り寸前に確認する。

ユニック車のアウトリガーの張り出し不足による転倒災害事例をpdfでダウンロード

下の3つのリンク(どれも同じ)の1つをクリックして、お使いのノートパソコンに保存して印刷してください

この記事を書いた人

建設業の中で大多数を占める中小建設会社に所属
ずっと土木(建築ではなく)です。
かれこれ30年以上現場監督をしております。

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