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道路を開削して土止め支保工を設置後、掘削底に入って作業中、土止め支保工が崩壊して2本の腹起しの間に首が挟まれ、1名が死亡。
引用元⇒職場の安全サイト:労働災害事例№101526
という災害事例をpdfでダウンロードするためのページです。
この建設業に関係する災害事例を土木現場監督視点で分類すると
・工事の種類(工種)は、下水道工事
・作業の種類(作業内容)は、開削時の土留め支保工設置
・使用機械・工具・材料は、鋼矢板・腹起し
・災害の種類は、崩壊
下水道工事に従事している現場監督の方が「安全教育資料の1つとして、類似工種の災害事例を手っ取り早く見つけたい」という気持ちに答えたいと考え、作成したページです。
これより下で、上記災害事例の対策(建設業土木現場監督のコメント含む)と、pdfでのダウンロード先をご紹介します。~ノートパソコンに保存し印刷してご活用ください
下水道工事で土留め支保工が崩壊した災害の対策
類似災害の防止のためには、次のような対策の徹底が必要である。
土止め支保工を組み立てるときは、予め策定した施工計画書および組立図に基づき組み立てること。また、元請と下請間の連絡調整を密にし、施工計画書にない工法等で勝手に工事を進めることの無いよう指導し、日々の打ち合わせ等で当日の作業内容や工法について確認すること。
引用元⇒職場の安全サイト:労働災害事例NO.101526
建設業の現役土木現場監督が考える災害防止対策
施工計画と当日の作業は同じだったか
工事着手前の施工計画段階での作業手順等は問題ないという前提で、本当に作業手順は予定通りだったのか気になります。
- 鋼矢板の根入れ
- 開削の深さ
- 腹起し設置のタイミング
作業開始前の打合せや作業中の指揮命令は
作業手順・方法に問題がなかったとしても、作業当日の現場状況(土質・湧き水)を確認する必要があります。施工体系(自社施工・下請け発注)によって指揮命令系統が違ってきますが、発注者から請け負った元請会社の現場代理人が全く知らないというわけにはいきませんね。
下水道工事の開削作業中に土留め支保工が崩壊した災害事例をpdfでダウンロード
下の3つのリンク(どれも同じ)の1つをクリックして、お使いのノートパソコンに保存して印刷してください
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