このページは
屋外でのコンクリートブロック製作中に一酸化炭素中毒となった事例
引用元⇒職場の安全サイト:労働災害事例№101486
という災害事例をpdfでダウンロードするためのページです。
この建設業に関係する災害事例を土木現場監督視点で分類すると
・工事の種類(工種)は、河川工事
・作業の種類(作業内容)は、ブロック製作時のコンクリート養生
・使用機械・工具・材料は、練炭
・災害の種類は、一酸化中毒
河川工事に従事している現場監督、工事の中でブロック製作を施工しておられる現場監督の方が「安全教育資料の1つとして、類似工種の災害事例を手っ取り早く見つけたい」という気持ちに答えたいと考え、作成したページです。
これより下で、上記災害事例の対策(建設業土木現場監督のコメント含む)と、pdfでのダウンロード先をご紹介します。~ノートパソコンに保存し印刷してご活用ください
ブロック製作時のコンクリート養生中に起こった対策
1.作業場所を覆っているシートを取り外して換気を行う、又は全体換気装置を設ける等により、一酸化炭素の濃度が有害な程度とならないための措置を講じること。
2.呼吸用保護具等、適切な保護具を備えること。
3.練炭を燃やした作業場所で作業を行う際には、事前に一酸化炭素濃度に異常がないことを確認してから作業を開始すること。
4.一酸化炭素の有害性等に関する教育を実施すること。
引用元⇒職場の安全サイト:労働災害事例NO.101486
建設業の現役土木現場監督が考える災害防止対策
コンクリート養生時に換気することは見落としがち
この河川工事の災害事例では、”当該作業は、屋外にて地面に穴を掘り、組み立てた型枠にコンクリートを打設してブロックを作るという手順である。”
想像すると、生コン車から直接(シュートのみでホッパーを使わず)コンクリートを打設するために、地面に穴を掘って型枠を組み立てた?と予想します。
打設後の養生は、外気に触れない様にシート等で覆います。なおかつ、夏はコンクリートの温度上昇を抑制する為に散水養生、冬は温度低下を防ぐために保温します。
どちらにしても密閉空間を作ることを優先して、コンクリート表面とシートの間の空間を換気することは見落としがちです。
その空間に作業員が入る必要があるのなら、送風機を使用したり、シートを外して換気することも必要です。
寒中コンクリートの養生で練炭を使用する際は注意が必要
冬場のコンクリート打設終了後、練炭を使用して養生をすることはあります。ご承知のとおり、練炭を使用する場合は換気は必須。長時間同空間にいない。一酸化炭素濃度を計測する。呼吸保護マスクを着用する。
大げさではありません
河川工事でブロック製作時のコンクリート養生中に起こった災害事例をpdfでダウンロード
下の3つのリンク(どれも同じ)の1つをクリックして、お使いのノートパソコンに保存して印刷してください
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